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菓子 レシピ
シフォンケーキ【chiffon cake】

国アメリカ


1.歴史・名前の由来
2.レシピ
3.おすすめサイト

「シフォン(chiffon)」とは「絹やレーヨンのような薄い織物」のことで、召し上がったことのある方なら、その柔らかい食感から納得できる名前ですね。商品の写真を見ていただくとわかりますが、形も少し変わっていて、普通のスポンジケーキより背が高く、中央に円筒状の穴が開いています。
見かけだけでなく、その食感や形の秘密もまた特徴的です。まず、シフォンケーキの材料にはバターを使いません。代わりに、低カロリーでコレステロールゼロの植物油を使います。この植物油の軽さが、ふわふわで柔らかい生地の秘密のひとつです。
材料には、元々はベーキングパウダーを使うのが一般的でしたが、昨今の健康志向の流れでしょうか、日本で見る比較的新しいレシピではベーキングパウダーを使っていないものも増えてきているようです。もちろん、シュワリでも使っていません。新鮮な卵白をきちんと泡立てれば、メレンゲに入った細かい空気の泡の力で膨らませることができるからです。
簡単に特徴をあげるとこのような感じですが、食感の微妙な違いなど、追求していくととても奥の深いケーキです。そして、その歴史にもちょっとしたストーリーがあります。
その歴史は1927年のアメリカに始まります。生みの親は、ロサンゼルスのブラウン・ダービー・レストラン(Brown Derby restaurant)へパンを卸していたハリー・ベーカー氏。彼は自宅の空き部屋を秘密の厨房にして、日に40台以上のケーキを焼きました。そのふわふわしたケーキの噂が広まるに連れて、たびたびレシピを尋ねられるようになりましたが、20年もの間、決して明かさずにいたそうです。
その間、アメリカのエンタテインメント業界を代表するMGMや RKOのスタジオのほか、 バーバラ・スタンウィック( Barbara Stanwyck )、 メイ・ロブソン( May Robson )、そして エレナ・ルーズベルト( Eleanor Roosevelt )といったセレブ達にも届けていたとのこと。その希少性から、高級菓子という位置づけだったのでしょうか。 なお、現地のサイトにはハワイや日本にももたらされたり、映画にも登場したとあります。
その後、1947年に秘密のレシピはゼネラルミルズ社に売却され、ここで初めて植物油を使っていたことが明かされました。『Better Homes and Garden Magazine』誌の1948年5月号で紹介され、1940~50年代には国中で一大センセーションを巻き起こしたといいます。

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